塩分タブレット、おやつみたいにパクパク食べて大丈夫?

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こんにちは😊
訪問看護師のまよっきです!

最近は暑さ対策として、学校や職場、施設などでも「塩分タブレット」を見かけることが増えました。
お子さんに持たせたり、ご高齢の家族のために買っている方も多いと思います。

でも実は… おやつ感覚で食べすぎると、体に負担がかかることがあるんです。

子どもや高齢者は特に注意!

塩分を摂りすぎると、こんなリスクがあります↓

・血圧が高くなる

・心臓に負担がかかる

・喉が渇いて水を飲みすぎてしまう

・水分が不足したまま塩分だけ摂ると、かえって脱水が悪化

特に 子ども・高齢者・心臓や腎臓に持病がある方 は、少しの過剰摂取でも体に影響が出やすいです。

どのくらいが適量?

厚生労働省は「普段の生活では、普段の食事で十分。タブレットは不要」としています。

ただし――
☀️ 炎天下で部活をしている子ども
☀️ 外で長時間作業している方
など、汗をたくさんかいたときだけ タブレットで補うと安心です。

目安は、
👉 「水やお茶100mlに対して、タブレット1粒(0.1〜0.2g程度)」

つまり「水と一緒に1粒」くらいがちょうどいい量です。

※スポーツドリンクを飲んでいるときは、すでに塩分が入っているのでタブレットは必要あり

家庭での注意ポイント

・子どもには「お菓子じゃないよ、飲み物と一緒にね」と伝える

・高齢の家族には「暑い日に外へ出るときだけ使おう」と声をかける

・冷蔵庫やテーブルに置きっぱなしにすると“おやつ感覚”で食べてしまうので、保管場所も工夫する

職場・施設での注意ポイント

・塩分タブレットは「必要なときだけ使う」とルールを周知する

・利用者さんや職員に「水分補給が基本」と声かけする

・スポーツドリンクや経口補水液があるときは、タブレットを追加しなくても十分

・「誰にどれくらい必要か」を意識しながら配布する


まとめ

塩分タブレットは、正しく使えば熱中症対策の強い味方です。
でも食べすぎは逆効果になることもあります。

家族や利用者さんを守るためにも、

・基本は水分補給

・必要なときだけ1粒

・お菓子感覚では食べない

を意識して、この夏を安全に乗り切りましょう💪✨

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